サンゴマップ2年間の成果報告

今年もサンゴマップにたくさんの情報を投稿していただき、ありがとうございました。

2008年7月にスタートしてから2009年10月14日までで、情報提供者は134名、データ登録数は297件を数えました。ご協力くださった皆様に、実行委員一同、心からお礼申し上げます。

皆さまからいただいた情報を元に、2009年11月27日から29日まで、沖縄県北部の本部町で開催された日本サンゴ礁学会第12回大会にて「日本全国みんなでつくるサンゴマッププロジェクト 2年間の成果とこれから」というタイトルでポスター発表をいたしました。
ポスターは下記からダウンロードいただけます。

サンゴマップの成果速報
(第12回日本サンゴ礁学会大会発表資料)ダウンロード(PDF)
https://www.sangomap.jp/sangomap_result2009-2.pdf

<資料より>
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■2年間の成果のまとめ
1.研究者から教育者など様々な立場の実行委員会が集まったことで、誰もが気
軽に参加できる「間口の広い普及啓発活動」から政策提言や論文投稿などの
「政策的にも学術的にも貢献度の高い活動」に繋がる一連の流れが構築された。

2.寄せられた情報は平成20年度に環境省が作成したサンゴ礁分布図に活用さ
れ、2009年12月にベトナムで開催されるICRI東アジア地域MPAネットワーク会合
にて発表され、海洋保護区選定の基礎情報として活用される予定である。

3.子どもパークレンジャー事業などの自然観察会、PADIスペシャリティなどのダ
イビングプログラム、チーム美らサンゴなどの移植活動など、サンゴマップは様々
な活動に発展した。
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今年、様々な方面に発展したサンゴマップですが、今後も引き続き活動を継続し
ていきます。今後も末永く、ご協力をよろしくお願い申し上げます。