Tips: 底質の調べ方

全体(10m×10m位)を見渡して、底質(海底が何で構成されているか)を次の6種類で判別し、それらの占める面積の割合を7段階でチェックしてください。


底質の分類 6種類

次の6種類に分類してください。(サンゴ、海藻・海草、死んだサンゴ、岩、砂など、その他)

1 サンゴ


対象となるサンゴは「こんなサンゴを探しています」をご覧ください。

2 海藻・海草


海藻は・・・ 太陽の光エネルギーを使って光合成をする、海の中の植物の仲間です。 緑色をした緑藻、茶色の褐藻、赤色の紅藻の3種類があります。

海草は・・・
海の中の種子植物の仲間で、主に砂地に生えています。

3 死んだサンゴ


死んでから1年以内のサンゴ。 サンゴの柔らかい部分がはがれおち、骨格のみになっているもの。
サンゴ骨格の凹凸がはっきりしていて、表面に藻が付着していることが多い。

4 岩


海底から岩が露出している場所。波や流れでは移動しない。
生きたサンゴや海藻類、砂などが見られない。
死んでから1年以上経っているサンゴの骨格(サンゴ骨格の凹凸が少ない)を含む。

5 砂など


砂・礫・泥など、波や流れによって移動する堆積物に覆われる。
生きたサンゴや海藻類が見られない。

6 その他


ソフトコーラルやカイメン、ホヤなど、他の生きものに覆われる。

底質の6種類の割合

全体(10m×10m位)を見渡して判別した底質6種類それぞれが、海底を占める面積の割合を7段階でチェックしてください。

海底を占める面積の割合7段階
1 0%
2 5%未満
3 5%以上25%未満
4 25%以上50%未満
5 50%以上75%未満
6 75%以上100%未満
7 100%
見た目で判断する目安
5%
25%
50%
75%